市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は121円08銭、低調な米国の新築住宅販売や製造業活動指数を嫌気


 26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円60銭まで下落後、121円10銭まで反発して121円08銭で引けた。予想を下回った米国の9月新築住宅販売件数や10月ダラス連銀製造業活動指数を嫌ったドル売りが優勢になった。しかし、日本銀行が今週予定している金融政策決定会合で追加緩和を実施するとの思惑を受けた円売りに下値は限定的となった。


 ユーロ・ドルは、1.1004ドルまで下落後、1.1068ドルまで反発し、1.1059ドルで引けた。米国債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となったが、高値では欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を受けたユーロ売りも強く、上値が抑制された。ユーロ・円は、133円15銭まで下落後、133円86銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、1.5325ドルから1.5382ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9795フランから0.9839フランのレンジで推移した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均