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【市況】マザーズ指数は3日続伸、日経平均のこう着感強まり中小型株に資金流入/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、堅調に推移した。日経平均が19000円を回復してスタートしたのちこう着感を強めたことで、中小型株に個人投資家の資金が流入した。前週半ばからのマザーズ指数の伸びは日経平均などと比べ限定的だったことから、出遅れ感も意識されたようだ。マザーズ指数は3日続伸し、800pt台を回復した。一方、売買代金は概算で857.65億円と、商いは依然活況と言い難い。騰落数は、値上がり136銘柄、値下がり71銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのAppBank<6177>のほか、アクセルマーク<3624>、ビリングシス<3623>、地盤ネットHD<6072>がストップ高まで上昇した。カイオム<4583>、ジェネパ<3195>、MDV<3902>、オウチーノ<6084>も10%超の大幅高に。その他、ベステラ<1433>、ミクシィ<2121>、SoseiG<4565>、WSCOPE<6619>、グリーンペプタイド<4594>などが堅調だった。一方、ジグソー<3914>、FFRI<3692>、Aiming<3911>、モバファク<3912>、サイバダイン<7779>などが軟調。また、リアルコム<3856>、DDS<3782>、ITM<2148>がマザーズ下落率上位となった。
 なお、GMOメディア<6180>は上場2日目の本日、売り気配からスタートし、公開価格の約2.0倍となる初値を付けた。ただ、初値形成直後にストップ高まで急伸し、そのまま本日の取引を終えた。
《HK》

 提供:フィスコ

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