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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … コクヨ、建設技研、京都友禅 (10月23日発表分)


―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月22日から23日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 小野測器 <6858>
 15年12月期の連結経常利益を従来予想の14.2億円→8.7億円(前期は11.2億円)に38.7%下方修正し、一転して22.4%減益見通しとなった。

▲No.3 アクセル <6730>
 16年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比32.0%減の7.5億円に落ち込んだが、通期計画の2.4億円に対する進捗率が312.5%とすでに上回り、さらに5年平均の54.4%も超えた。

▲No.5 京都友禅 <7615>
 16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比62.6%減の2億1900万円に大きく落ち込んだが、通期計画の1億2500万円に対する進捗率が175.2%とすでに上回り、さらに5年平均の58.0%も超えた。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6858> 小野測器    東1   -4.50   10/23   3Q   -27.04
<7984> コクヨ     東1   -3.77   10/23   3Q    34.87
<6730> アクセル    東1   -2.39   10/23  上期   -32.00
<9621> 建設技研    東1   -0.71   10/23   3Q    -4.92
<7615> 京都友禅    東1   -0.20   10/23  上期   -62.56

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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