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【材料】日本電産が続伸、自動運転分野とスマホ触覚デバイスで活躍期待

 日本電産<6594>が続伸、一時283円高の9383円に買われた。前週に底値圏で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、出来高増勢のなか戻り足を強めてきた。自動車の電装化が進展する一方、自動運転分野へ大手完成車メーカーは軒並み姿勢を高めており、車載向けモーター大手の同社にとっても収益機会が広がっている。16年3月期第2四半期には欧州の自動車部品大手向けに次世代自動ブレーキシステムの大型受注を確保、18年からの供給を予定するなど早々と実績を作っている。またスマホ分野では市場拡大が続くハプティック(触覚)デバイス関連の投資を下期に一段と強化させ、需要を積極的に取り込む方針だ。10月下旬以降は国内外証券会社から同社株に対し1万円を超える強気の目標株価設定が相次いでおり、全般上げ賛成ムードの中で先高期待が醸成されている。

日本電産の株価は11時30分現在9288円(△188円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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