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【材料】石油資源が上方修正発表でも下落、一部で下期の原油CIF価格想定に注意が必要との見方も

 石油資源開発<1662>が反落。売り優勢で始まり、安いところでは前日比100円安の3685円まで下落。現在もマイナス圏で推移している。
 同社は先週末引け後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表。売上高は従来予想の1440億1900万円(前年同期比1.9%減)から1241億5800万円(同15.5%減)に引き下げたものの、営業利益を38億9900万円(同74.2%減)から54億800万円(同64.2%減)に、当期純利益を58億4800万円(同69.0%減)から79億6300万円(同57.8%減)に上方修正した。
 修正要因として、営業利益や純利益は、国産原油天然ガス販売価格が想定を上回って推移したことや国産原油販売数量の増加、持分法による投資利益の増加等により見通しを上回る事を挙げているものの、一部国内証券から、「通期会社計画の下期の原油CIF価格想定が下方修正されるリスクに注意が必要」との見方も台頭。上方修正にもかかわらず株価は値下がりしている。
《MK》

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