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【通貨】来週の為替相場見通し=日銀会合など注目材料満載

 来週の外国為替市場のドル円相場は、週末の日銀金融政策決定会合を含め注目材料目白押しの状況だ。予想レンジは1ドル=119円00~122円20銭。激しい値動きとなる可能性もある。来週は27日から28日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、30日に注目の日銀金融政策決定会合が予定されている。また、29日には米7~9月期国内総生産(GDP)が発表される。FOMCは、9月雇用統計などが伸び悩み、利上げは見送られる見通し。このため、最大の注目ポイントは日銀会合となる。市場では、「追加緩和」と「現状維持」を予想する見方に分かれている。エコノミストなどには追加緩和予想が多いものの、結果が現状維持となった場合、失望感からドル売り・円買いが膨らむ可能性もある。同会合前の29日の9月鉱工業生産も注目されている。また、米GDPも相場に大きな影響を与えそうだ。(岡里英幸)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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