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【通貨】外為サマリー:1ドル120円60銭台で一進一退、日米金融当局の動向待ちに

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=120円62銭前後と前日午後5時時点に比べ94銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=134円15銭前後と同1円22銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は120円60銭前後で一進一退。午前9時過ぎに120円98銭の高値をつけたが、その後午前10時過ぎに120円60銭台まで軟化し、横ばい基調となった。121円台を抜けなかったことから、上値の重さが意識され120円台中盤での値動きとなった。欧州中央銀行(ECB)理事会でドラギ総裁が12月の理事会での追加緩和の可能性を示唆したことから、ユーロが下落。その一方、リスク回避姿勢の後退から円は売られた。
 来週は27日から28日にかけ米連邦公開市場委員会(FOMC)があるほか、30日に日銀金融政策決定会合が予定されている。ECBにアクションがあったが、日米当局にも何らかの動きがあるかが焦点となる。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1122ドル前後と前日に比べ 0.0189ドルのユーロ安・ドル高で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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