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【通貨】東京為替:ドルもみあい、一時121円に接近


23日午前の東京外為市場で、ドル・円はもみあいとなった。


前日海外市場で、欧州中央銀行が量的緩和策を今後拡充する方向を示したことでユーロ売り・ドル買いが進み、ドル・円は120円後半まで上昇。この流れを受けた今日午前の東京市場ではドルが一時120円99銭まで値を上げ、9月25日以来、約1カ月ぶりの121円台に迫った。


その後はドル・円の買いが一巡し、足元では120円70銭付近で推移している。日経平均株価は強含みとなったが、ドル買い材料が新たに提供されていないことから、短期筋などのドル買い・円売りは小休止している。


ただ、120円50銭以下には個人や短期筋などのドル買い興味が残されており、ドルは120円60銭付近で下げ渋るとの見方が多い。ランチタイムの日経平均先物は小幅に上昇していることから、ドル・円は午後にやや上昇する可能性があろう。


ユーロ・ドルは1.1072ドルから1.1117ドル、ユーロ・円は133円77銭から134円07銭のレンジ内で推移した。

【要人発言】
・麻生財務相
「追加緩和、基本的に日銀に委ねる」

《TY》

 提供:フィスコ

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