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【通貨】10月22日のNY為替概況


 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円74銭から120円75銭まで上昇した。

米週次新規失業保険申請件数が4週平均で1973年以降42年ぶりの低水準に改善、9月中古住宅販売件数も予想を上振れたことを好感したドル買いが優勢となった。また、株高に連れたリスク選好の円売りも加速。

ユーロ・ドルは、1.1323ドルから1.1109ドルまで下落した。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で政策金利を現行で据え置いたが、ドラギECB総裁が会見で12月に追加緩和を実施することを示唆したことや総裁のユーロ高牽制発言を受けてユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、135円62銭から134円14銭まで下落した。

ポンド・ドルは、1.5472ドルから1.5369ドルへ下落。

ドル・スイスは、0.9618フランから0.9739フランへ上昇した。


【経済指標】・米・9月シカゴ連銀全米活動指数:-0.37(予想:-0.20、8月:-0.39←-0.41)・米・先週分新規失業保険申請件数:25.9万件(予想:26.5万件、前回:25.6万件←25.5万件)・米・8月FHFA住宅価格指数:前月比+0.3%(予想:+0.5%、7月:+0.5%←+0.6%)・米・9月中古住宅販売件数:前月比+4.7%、555万戸(予想:539万戸、8月:530万戸←531万戸)・米・9月景気先行指数:前月比-0.2%(予想:-0.1%、8月:+0.1%)・ユーロ圏・10月消費者信頼感指数:-7.7(予想-7.4、9月-7.1)

《KY》

 提供:フィスコ

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