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【通貨】明日の為替相場見通し=ECB理事会などに関心

 今晩からあすにかけた外国為替市場のドル円相場は、欧米市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円10~120円10銭。この日は、手掛かり材料難のなか、午前中は119円90銭台を中心とする一進一退が続いたが、午後に入り日経平均株価が軟調に推移するとドル売り・円買いが優勢となり、119円60銭台に下落した。120円ラインから上の水準は重いことから、下値を試す動きが強まった。今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。政策金利は据え置かれる見通しだが、一段の緩和思惑もあるだけにドラギ総裁の会見が市場の関心を集めている。また、米国では9月中古住宅販売件数が発表される。市場では539万件(先月は531万件)が予想されている。また、9月CB景気先行総合指数やシカゴ連銀全米活動指数などが公表される。ドル円は119円中盤のレンジ相場に再度、移行するかが注目されそうだ。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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