【材料】モバファクが伸び悩む、１５年１２月期業績予想の上方修正も材料出尽くし感強まる

　モバイルファクトリー<3912>は前場に一時、前日比３３４円（１８．５％）高の２１３７円まで買われる場面があったが、後場終盤になって伸び悩んでいる。午後２時ごろ、１５年１２月期連結業績予想について、売上高を従来予想の１６億３３００万円から１７億１７００万円（前期比１１．５％増）へ、営業利益を同２億４１００万円から２億５４００万円（同２０．４％増）へ、純利益を同１億４７００万円から１億５０００万円（同２７．１％増）へ上方修正したが、１６日に日本経済新聞が好業績観測を報じて以降、株価は急速な戻り歩調にあっただけに、材料出尽くし感による利益確定売りが出ているようだ。
　他社名義で配信しているスマートフォン向けゲーム「ステーションメモリーズ！」の好調が要因という。業績予想の修正に伴い、期末一括配当で２０円の初配当を実施するとしているが、これに対する反応は限定的のようだ。
　あわせて、自社株買いを発表した。上限を１０万株（発行済み株式数の４．１４％）、または２億円としており、取得期間は１０月２３日から１２月１８日までとしている。

モバファクの株価は１４時１９分現在１８３６円（△３３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）

最終更新日：2015年10月22日 14時26分