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【市況】決算はアク抜けの流れに向かいやすく/後場の投資戦略


日経平均 : 18565.83 (+11.55)
TOPIX  : 1528.35 (+1.54)

[後場の投資戦略]

 日経平均は前日の終値水準での底堅い値動きをみせている。直近のレンジ上限が支持線として意識されており、小動きながらも強い動きであろう。前日の新日鉄住金<5401>に続いて、本日はコンセンサスを下回った日本電産<6594>がアク抜けの動きをみせていることも、センチメントを明るくさせている。
 また、業績観測が伝えられた富士フイルム<4901>についても、嫌気売りから4%を超える下げとなるものの、寄り付き水準は上回っており、売り込みづらい状況であろう。売り込まれていた銘柄等の見直しも意識されやすく、次第に先高期待が高まりそうだ。その他、テーマ株ではマイナンバー関連の一角が堅調。業績上振れ観測などもあり、関連銘柄の動向が注目される。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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