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【市況】11時時点の日経平均は小幅反落、IHIや科研薬の下げ目立つ


11時00分現在の日経平均株価は18542.97円(前日比11.31円安)で推移している。21日の米国市場では利益確定の売りが広がり、NYダウが48ドル安となった。米株安の影響に加え、前日に300円を超える上昇となった反動もあり、日経平均は110円安からスタートした。ただ、押し目買い意欲は強く、寄り付き後は急速に値を戻すと一時プラス圏に浮上する場面も見られた。戻り一巡後は上値が重く、18500円台前半の狭いレンジでのもみ合いが続いている。個別では決算絡みの動きが目立っている。

個別では、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>、旭化成<3407>などが軟調。業績予想を下方修正したIHI<7013>が5%超下げているほか、上方修正した住友化<4005>、業績観測が伝わった富士フイルム<4901>も4%近い下落に。また、科研薬<4521>が商いを伴って急落し、TOWA<6315>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ファナック<6954>、NTTドコモ<9437>、マツダ<7261>などが堅調。村田製<6981>やアルプス<6770>が2%超、JFE<5411>が3%超の上昇に。新日科学<2395>は商いを伴って急反発している。また、ベリサーブ<3724>、OBC<4733>、トランザクショ<7818>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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