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【市況】個別銘柄戦略:建設株やインバウンド関連株に関心も


前日の株式市場は想定以上の大幅上昇、米国株安などを映して本日は反動安が想定される。買戻しと見られる動きに前日は大幅上昇の、資源関連株や中国関連株などには警戒も。一方、M&Aの動きなどが目立っている半導体業界などには再編期待が波及してくる余地もあろう。また、前日は訪日外国人客数が発表されているが、想定以上に底堅さが意識され、短期的な警戒感の後退も想定されるところ。ほか、ゼネコン大手の業績観測が伝わっているが、鹿島を中心にコンセンサスを上振れ。中堅建設株などでは改めて決算期待を高めそうなものが出てこよう。昨日決算発表の日本電産<6594>だが、コンセンサスは下振れたものの、足元の株価調整で織り込み済みと捉えられる。アク抜け感先行の動きも想定へ。IHI<7013>も下方修正がアク抜けにつながるか。

《KS》

 提供:フィスコ

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