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【市況】前場に注目すべき3つのポイント~利食い一巡後の底堅さを見極め


22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:利食い一巡後の底堅さを見極め
■外資系証券の注文動向:差し引き440万株の売り越し
■前場の注目材料:グリーンペプタイド<4594>が東証マザーズに新規上場


■利食い一巡後の底堅さを見極め

22日の東京市場は、利食い先行後は底堅い相場展開が意識される。21日の米国市場は、NYダウ、ナスダックともに下落。もっとも、ボーイングやゼネラル・モーターズの好決算やサンディスクのウエスタン・デジタルによる買収報道、フェラーリが公開価格に対して一時17%高まで上昇するなど、地合いは悪くないとみられる。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の18435円であり、まずはこれにさや寄せする格好になろう。21日の日経平均は300円超の上昇でこれまでのもち合いレンジ(18000-18400円)を上放れており、利益確定の売りは想定内であろう。一方で、これまでのレンジ上限での底堅さが意識されてくるようだと、売り方の買戻しを誘いやすくなり、リバウンド基調が強まる可能性はありそうだ。

先物市場では、もち合いレンジ突破の一因とされるフィリップ証券の買いが話題となっている。先物主導で思惑的な流れも強まりやすく、指数インパクトの大きい値がさ株などを睨みながらの展開になりそうである。また、決算発表が本格化しているが、日本電産<6594>はADR(米国預託証券)で3%超の下落となっている。結果的に前日のリバウンド部分を帳消しにする可能性があるが、25日線辺りでの踏ん張りがみられるようだと、アク抜け感が台頭しやすい。新日鉄住金<5401>のような切り返しをみせられれば、市場のセンチメントは大きく改善するだろう。

その他、中国人民銀は、大手国有銀行など11行を対象に計1055億元(約2兆円)の資金供給を実施した。7-9月期のGDP成長率が6年半ぶりに7%を下回るなか、景気の下支えに向けて「銀行システムの流動性を合理的かつ十分に保つため」としている。21日の上海指数は3%超の下落となったが、切り返しをみせてくるかが注目される。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き440万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1790万株、買い1350万株、差し引き440万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

10月15日(木):710万株の売り越し
10月16日(金):110万株の買い越し
10月19日(月):110万株の売り越し
10月20日(火):340万株の売り越し
10月21日(水):240万株の買い越し


■前場の注目材料

・ウエスタンデジタル、サンディスクを買収へ
・ボーイング、通期予想引き上げ
・訪日外国人の7-9月消費額、初の1兆円超え
・グリーンペプタイド<4594>が東証マザーズに新規上場


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 先週分対外対内証券売買

<海外>
・特になし

《SY》

 提供:フィスコ

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