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【市況】<株式トピックス>=先物主導で1万8500円台回復、次の目標は?

 21日の東京株式市場は、朝方様子見ムードが強く小幅安でスタートしたものの、売りが続かないと見ると一気に買い気が強まり、後場後半にかけて一段高となった。
 日経平均株価終値は、前日比347円13銭高の1万8554円28銭と大幅続伸し、9月9日以来約1カ月半ぶりに終値で1万8500円の心理的なフシ目を回復した。ただし、東証1部の売買代金は2兆2258億円と株価が急上昇した割には盛り上がりに欠けたままとなった。
 株価指数先物主導の物色による日経225種寄与度の高い銘柄の上昇に加え、鉄鋼、建設機械関連など、これまで中国の景気減速懸念を嫌気して売り込まれた銘柄への買い戻しも目立った。
 市場関係者からは「日経平均株価は、今後9月9日高値1万8770円を上回れば、9月29の取引時間中安値1万6901円での底入れムードがかなり強まり、8月28日の取引時間中高値の1万9192円を奪回してくれば、底入れ確認と判断できるのではないか」との見方が出ていた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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