【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:安川電、パイオニア、東京製鉄、日立マクセル
■安川電機 <6506> 1,368円 +112 円 (+8.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
20日、安川電 <6506> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比21.5%増の189億円に伸び、従来予想の160億円を上回って着地したことが買い材料。米国を中心に産業用ロボットの販売が好調だったほか、サーボモーターも工作機械や半導体向けに伸びたことが寄与。円安による採算改善も増益に大きく貢献した。
■パイオニア <6773> 344円 +28 円 (+8.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
パイオニア<6773>が大幅高で年初来高値に躍り出た。カメラやレーダーを使って周囲を認識しハンドルなどを自動操作して走る自動運転車が市場の有力テーマとして浮上している。ITS専用周波数による運転支援システム「ITSコネクト」で世界に先駆するトヨタ自動車<7203>をはじめ、直近ではホンダ<7267>が2020年をメドに高速道路での自動運転機能を実用化する方針を決めるなど、大手完成車メーカーの動きも活発化している状況だ。そのなか、パイオニアはカーナビを主力にカーエレクトロニクス分野に特化した実力を発揮、NTTドコモ<9437>のクラウドサービスと連携させ自動運転分野を深耕するほか、独HERE社や中国の百度(バイドゥ)とも同分野で連携を図るなど市場でも注目を集め、米投資ファンドなどの買い増しの動きも観測されている。10月30日から開催される「東京モーターショー2015」でもコネクテッドカーや自動運転分野の先進技術を紹介する予定にありマーケットの視線も一段と熱を帯びそうだ。
■東京製鐵 <5423> 752円 +59 円 (+8.5%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
20日、東京製鉄 <5423> が16年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の120億円→130億円に8.3%上方修正。減益率が13.4%減→6.2%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。原料である鉄スクラップの価格が想定を下回り、採算が改善することが主因。コスト削減の推進も利益を押し上げる。
■日立マクセル <6810> 2,014円 +152 円 (+8.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
20日、日立マクセル <6810> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19.5億円→37億円に89.7%上方修正。従来の18.3%減益予想から一転して55.1%増益見通しとなったことが買い材料。車載向けマイクロ電池や光学部品の販売が伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。利益率の高いエステ家電の好調に加え、円安による為替差益の発生も上振れに貢献した。
■ACCESS <4813> 772円 +44 円 (+6.0%) 11:30現在
ACCESS<4813>が急反発。同社は20日、教科書・教材用コンテンツ制作ソリューション「Lentrance Creator(レントランス クリエイター)」が図書印刷<7913>に採用されたと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。このソリューションは、教科書・教材の組版EPUB(電子書籍のフォーマット)コンテンツ制作を実現するもの。デジタル版教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader(レントランス リーダー)」が標準機能として持つハイブリッド表示や動画再生、音声読み上げ・埋め込みといった高度な機能に対応したコンテンツ制作を効率化し、コスト削減を実現できる。
■三重交HD <3232> 443円 +20 円 (+4.7%) 11:30現在
20日、三重交HD <3232> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19億円→27億円に42.1%上方修正。増益率が22.7%増→74.4%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。バス運賃の値上げ効果により生産性が改善したほか、原油価格の下落で燃料費が想定を下回ったことが利益を押し上げた。
■ぐるなび <2440> 2,320円 +92 円 (+4.1%) 11:30現在
ぐるなび <2440> が大幅続伸。20日昼、16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の24億円→33.1億円(前年同期は23.5億円)に37.9%上方修正。増益率が2.0%増→40.7%増に拡大し、従来の3期連続での上期の最高益予想をさらに上乗せしたことが引き続き買い材料視されている。主力の飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営する基盤事業が好調に推移する中、飲食店とのネットワークを活用した関連事業を中心にコスト削減に取り組んだことが寄与。広告宣伝費の予算執行を下期に先送りしたことなども利益を押し上げた。
■大正薬HD <4581> 7,470円 +250 円 (+3.5%) 11:30現在
大正製薬ホールディングス<4581>が続伸。同社は20日引け後、16年3月期中間期(4~9月)連結業績予想の上方修正を発表。売上高は従来予想の1440億円(前年同期比1.5%増)から1460億円(同3.0%増)に、営業利益は同100億円(同38.4%減)から139億円(同14.3%減)へ引き上げられた。セルフメディケーション事業における海外部分が為替要因によって増加したほか、研究開発費や販管費の一部が第3四半期以降の計上となったことが修正要因となっており、上方修正を好感した買いが優勢となっているようだ。
■GMO-CH <7177> 855円 +28 円 (+3.4%) 11:30現在
GMOクリックホールディングス<7177>が15日続伸。同社は20日の取引終了後、maneo(東京都千代田区)との間で、資本業務提携に向けて検討を行うことを発表、これを好感する動き。金融システムに関する技術やネットマーケティングにおける経験ノウハウを有するGMOクリックとmaneoが有する貸付型クラウドファンディングにおける投資家と借り手のマッチングのノウハウを活用することにより、クラウドファンディング市場のさらなる発展、個人向けハイイールド債市場やP2P(個人対個人)レンディング事業などの革新的な金融商品・サービスの創出を目指していく。資本業務提携契約締結日は12月を予定している。
■ディスコ <6146> 10,570円 +300 円 (+2.9%) 11:30現在
ディスコ<6146>が大幅続伸。クレディ・スイス証券では、TSMC InFO-WLP(Integrated Fan-Out Wafer-Level-Package)関連の受注総額が想定以上に大きいことや、15年度期末配当への期待を勘案すれば、時期的な面からも今後の悪材料は押し目の好機と指摘。16年3月期営業利益予想を320億円から337億円(市場コンセンサスは316億400万円)に引き上げて、レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を8900円から1万1500円に引き上げている。
■ツクイ <2398> 1,255円 +32 円 (+2.6%) 11:30現在
ツクイ<2398>が大幅高で年初来高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付でレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。介護業界は厳しい環境下で倒産が急増しており、残存者メリットが享受できるとし、今16年3月期通期業績を単独営業利益で会社側計画の27億4700万円(前期実績34億8000万円)に対して30億円、来期を47億円と予想している。
■丸和運輸機関 <9090> 2,295円 +56 円 (+2.5%) 11:30現在
20日、東証が丸和運機関 <9090> を21日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も21日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。
●ストップ高銘柄
なし
●ストップ安銘柄
第一中央汽船 <9132> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース
20日、安川電 <6506> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比21.5%増の189億円に伸び、従来予想の160億円を上回って着地したことが買い材料。米国を中心に産業用ロボットの販売が好調だったほか、サーボモーターも工作機械や半導体向けに伸びたことが寄与。円安による採算改善も増益に大きく貢献した。
■パイオニア <6773> 344円 +28 円 (+8.9%) 11:30現在 東証1部 上昇率2位
パイオニア<6773>が大幅高で年初来高値に躍り出た。カメラやレーダーを使って周囲を認識しハンドルなどを自動操作して走る自動運転車が市場の有力テーマとして浮上している。ITS専用周波数による運転支援システム「ITSコネクト」で世界に先駆するトヨタ自動車<7203>をはじめ、直近ではホンダ<7267>が2020年をメドに高速道路での自動運転機能を実用化する方針を決めるなど、大手完成車メーカーの動きも活発化している状況だ。そのなか、パイオニアはカーナビを主力にカーエレクトロニクス分野に特化した実力を発揮、NTTドコモ<9437>のクラウドサービスと連携させ自動運転分野を深耕するほか、独HERE社や中国の百度(バイドゥ)とも同分野で連携を図るなど市場でも注目を集め、米投資ファンドなどの買い増しの動きも観測されている。10月30日から開催される「東京モーターショー2015」でもコネクテッドカーや自動運転分野の先進技術を紹介する予定にありマーケットの視線も一段と熱を帯びそうだ。
■東京製鐵 <5423> 752円 +59 円 (+8.5%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
20日、東京製鉄 <5423> が16年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の120億円→130億円に8.3%上方修正。減益率が13.4%減→6.2%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。原料である鉄スクラップの価格が想定を下回り、採算が改善することが主因。コスト削減の推進も利益を押し上げる。
■日立マクセル <6810> 2,014円 +152 円 (+8.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
20日、日立マクセル <6810> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19.5億円→37億円に89.7%上方修正。従来の18.3%減益予想から一転して55.1%増益見通しとなったことが買い材料。車載向けマイクロ電池や光学部品の販売が伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。利益率の高いエステ家電の好調に加え、円安による為替差益の発生も上振れに貢献した。
■ACCESS <4813> 772円 +44 円 (+6.0%) 11:30現在
ACCESS<4813>が急反発。同社は20日、教科書・教材用コンテンツ制作ソリューション「Lentrance Creator(レントランス クリエイター)」が図書印刷<7913>に採用されたと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。このソリューションは、教科書・教材の組版EPUB(電子書籍のフォーマット)コンテンツ制作を実現するもの。デジタル版教科書・教材用ビューア「Lentrance Reader(レントランス リーダー)」が標準機能として持つハイブリッド表示や動画再生、音声読み上げ・埋め込みといった高度な機能に対応したコンテンツ制作を効率化し、コスト削減を実現できる。
■三重交HD <3232> 443円 +20 円 (+4.7%) 11:30現在
20日、三重交HD <3232> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19億円→27億円に42.1%上方修正。増益率が22.7%増→74.4%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。バス運賃の値上げ効果により生産性が改善したほか、原油価格の下落で燃料費が想定を下回ったことが利益を押し上げた。
■ぐるなび <2440> 2,320円 +92 円 (+4.1%) 11:30現在
ぐるなび <2440> が大幅続伸。20日昼、16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の24億円→33.1億円(前年同期は23.5億円)に37.9%上方修正。増益率が2.0%増→40.7%増に拡大し、従来の3期連続での上期の最高益予想をさらに上乗せしたことが引き続き買い材料視されている。主力の飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営する基盤事業が好調に推移する中、飲食店とのネットワークを活用した関連事業を中心にコスト削減に取り組んだことが寄与。広告宣伝費の予算執行を下期に先送りしたことなども利益を押し上げた。
■大正薬HD <4581> 7,470円 +250 円 (+3.5%) 11:30現在
大正製薬ホールディングス<4581>が続伸。同社は20日引け後、16年3月期中間期(4~9月)連結業績予想の上方修正を発表。売上高は従来予想の1440億円(前年同期比1.5%増)から1460億円(同3.0%増)に、営業利益は同100億円(同38.4%減)から139億円(同14.3%減)へ引き上げられた。セルフメディケーション事業における海外部分が為替要因によって増加したほか、研究開発費や販管費の一部が第3四半期以降の計上となったことが修正要因となっており、上方修正を好感した買いが優勢となっているようだ。
■GMO-CH <7177> 855円 +28 円 (+3.4%) 11:30現在
GMOクリックホールディングス<7177>が15日続伸。同社は20日の取引終了後、maneo(東京都千代田区)との間で、資本業務提携に向けて検討を行うことを発表、これを好感する動き。金融システムに関する技術やネットマーケティングにおける経験ノウハウを有するGMOクリックとmaneoが有する貸付型クラウドファンディングにおける投資家と借り手のマッチングのノウハウを活用することにより、クラウドファンディング市場のさらなる発展、個人向けハイイールド債市場やP2P(個人対個人)レンディング事業などの革新的な金融商品・サービスの創出を目指していく。資本業務提携契約締結日は12月を予定している。
■ディスコ <6146> 10,570円 +300 円 (+2.9%) 11:30現在
ディスコ<6146>が大幅続伸。クレディ・スイス証券では、TSMC InFO-WLP(Integrated Fan-Out Wafer-Level-Package)関連の受注総額が想定以上に大きいことや、15年度期末配当への期待を勘案すれば、時期的な面からも今後の悪材料は押し目の好機と指摘。16年3月期営業利益予想を320億円から337億円(市場コンセンサスは316億400万円)に引き上げて、レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を8900円から1万1500円に引き上げている。
■ツクイ <2398> 1,255円 +32 円 (+2.6%) 11:30現在
ツクイ<2398>が大幅高で年初来高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付でレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。介護業界は厳しい環境下で倒産が急増しており、残存者メリットが享受できるとし、今16年3月期通期業績を単独営業利益で会社側計画の27億4700万円(前期実績34億8000万円)に対して30億円、来期を47億円と予想している。
■丸和運輸機関 <9090> 2,295円 +56 円 (+2.5%) 11:30現在
20日、東証が丸和運機関 <9090> を21日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も21日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。
●ストップ高銘柄
なし
●ストップ安銘柄
第一中央汽船 <9132> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
以上、1銘柄
株探ニュース