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【材料】KOAの第2四半期は増収減益、研究開発費など固定費増加が響く

 KOA<6999>は20日引け後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.9%増の232億8300万円、営業利益は同19.4%減の15億4200万円で着地した。
 品質・信頼性を重視する市場を中心に、高付加価値製品の拡販などを進めた結果、前期好調だったアミューズメント向けや、エアコンなどの家電向けが減少したものの、米国・アジアの自動車向けに売り上げを伸ばしたほか、為替の円安による効果もあり増収を確保した。ただ、研究開発費など固定費の増加で減益となった。今期の見通しについては、現時点で通期の合理的な業績予想の算定が困難として、第3四半期累計(4~12月)の業績予想を開示。売上高は前年同期比1.5%減の343億円、営業利益は同24.4%減の19億9000万円の見通し。
《MK》

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