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【特集】クロスマーケ Research Memo(12):連結経常利益10億円達成時に連結配当性向20%がターゲット


■株主還元

クロス・マーケティンググループ<3675>では、株主に対する利益還元を経営上の重要課題の1つとして認識。キャッシュ・フロー等の状況を勘案しながら、配当による株主への利益還元を基本方針とする。配当方針は、連結経常利益10億円達成時に連結配当性向20%にすることをターゲットにしている。なお、達成後については経営環境を鑑み再度検討することになっている。

2015年12月期は中間配当1.5円を実施、期末2.2円を予定しており、年間で3.7円の配当金の支払いを計画。配当性向は14.0%と前期を下回るように見える。しかし、これは前述したようにR&Dの負ののれんの特別利益(101百万円)計上があるためで、この影響を除いた実質的な配当性向は18.0%とターゲット数値20%に近い値となる。

加えて、上場後に1株当たり利益の増大、株価の上昇につながる自己株式取得と消却を適宜実施している。今後についても収益の状況を踏まえながら、臨機応変に実施するとみられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

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