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【市況】【市場反応】米10月ミシガン大消費者信頼感指数/8月JOLT求人件数、ドル堅調


外為市場では、米国の消費者信頼感指数の改善を好感したドル買いが強まった。しかし、雇用指標が予想に満たず、上値は限定的となった。ドル・円は118円99銭から119円25銭まで上昇し、14日以来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.1390ドルから1.1360ドルへ反落した。米10年債利回りは1.99%から2.026%まで上昇。

米国10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は92.1と、市場予想の89.0を上回り、9月の87.2から上昇。7月以来の高水準となった。一方、FOMCメンバーがインフレ期待値として注視している同指数の1年期待インフレ率は2.7%で、9月の2.8%から低下。6月以来の低水準となった。5-10年期待インフレ率も2.6%と、9月2.7%から低下しやはり6月以来の低水準。

同時刻に米労働省が発表した米8月JOLT求人件数は537万件と、市場予想の558万件を下回り過去最高となった7月の566.7万件から減少した。ただ、7月分も575.3万件から566.7万件に下方修正された。

【経済指標】
・米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:92.1(予想:89.0、9月:87.2)
・米・10月ミシガン大学1年期待インフレ率:2.7%(9月:2.8%)、5-10年期待インフレ率:2.6%(9月2.7%)
・米・8月JOLT求人件数:537万件(予想:558万件、7月:566.7万件←575.3万件)

《KK》

 提供:フィスコ

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