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【材料】東急不HDが急反発、高級中古マンション再生事業にも期待感

 東急不動産ホールディングス<3289>が4日ぶり急反発、約2カ月に及ぶ850円を上限とするボックス圏往来から抜け出る兆し。きょうは、日銀の追加金融緩和期待の高まりを背景に不動産株全般が買われるなか、上昇パフォーマンスがひと際目立っている。東急電鉄グループでビル賃貸を主力に総合不動産業を手掛けるが、グループの強みを生かして渋谷再開発や二子玉川再開発などでビジネスチャンスをとらえている。16年3月期は営業利益段階で前期比2.7%増の650億円を計画しているが上振れの可能性が意識されている。時流に乗り人気都心立地でのマンション再生事業にも参入、第1号物件である「マジェスタワー六本木」の販売を今月10日から開始しており、業績への寄与が期待されている。

東急不HDの株価は13時22分現在867円(△40円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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