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【材料】片倉コープアグリが続伸、原価圧縮や経費削減奏功し9月中間期業績は計画を上振れ

 片倉コープアグリ<4031>が続伸。15日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高を従来予想の95億円から90億円(前年同期比6.8%増)へ下方修正した一方、営業利益を同1億3000万円から2億2000万円(同2.6倍)へ、純利益を同5000万円から9000万円(同63.6%増)へ上方修正しており、最終利益は減益予想から一転して増益着地となったことが好感されている。
 天候不順による肥料需要の減少に伴い販売数量が減少したことで、売上高は計画を下回るものの、売上原価の圧縮に努めたことや経費の削減などで、利益面は計画を上振れたとしている。なお、16年3月期通期業績予想は、10月1日にコープケミカルと経営統合したことによる影響を精査中で、詳細がまとまり次第、速やかに公表するとしている。

片倉コープアグリの株価は9時27分現在256円(△7円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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