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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ADプラズマ、サマンサJP、PCNET (10月15日発表分)


―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月14日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 PCNET <3021>
 16年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比89.5%減の1300万円に大きく落ち込み、6-11月期(上期)計画の1億1400万円に対する進捗率は11.4%にとどまり、5年平均の57.6%も下回った。

▲No.3 ADプラズマ <6668>
 15年8月期の連結経常利益は前の期比59.1%増の6億3500万円に拡大したが、16年8月期は前期比31.2%減の4億3700万円に落ち込む見通しとなった。

▲No.4 東京衡機 <7719>
 16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は5200万円の赤字(前年同期は200万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<3021> PCNET   東M   -11.75   10/15   1Q   -89.52
<5990> スーパツール  JQ   -8.04   10/15  上期    28.69
<6668> ADプラズマ  東2   -7.46   10/15 本決算   -31.18
<7719> 東京衡機    東2   -4.44   10/15  上期    赤拡
<7610> テイツー    JQ   -2.44   10/15  上期    赤縮

<7829> サマンサJP  東M   -1.78   10/15  上期    -8.50

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

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