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【材料】タケダ機械が急反落、第1四半期最終35%減益を嫌気

 タケダ機械<6150>が急反落。同社が14日取引終了後に発表した16年5月期の第1四半期(6~8月)連結決算は、売上高が11億5300万円(前年同期比17.2%増)、営業利益は8300万円(同2.5%増)、と増収増益を確保したものの最終利益は4100万円(同34.7%減)と低調だった。これを嫌気するかたちで売りが集まった。同社の主力商品である形鋼加工機は、震災復興需要や東京五輪関連、国土強靭化基本計画、都市再開発プロジェクトなどの動きを背景に好調な需要を取り込んでおり、増収効果で原材料価格上昇などのデメリットを吸収、本業の儲けを表す営業利益も増益を確保した。ただ、最終利益については税金費用の増加などから大幅減益を余儀なくされている。

タケダ機械の株価は10時8分現在291円(▼30円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年10月15日 10時16分

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