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【市況】NY金:続伸で1165.40ドル、世界景気懸念や米利上げ観測後退で買い優勢


NY金は続伸(COMEX金12月限終値:1165.40↑0.90)。1156.40ドルから1167.20ドルまで上昇した。時間外取引の欧州市場で利益確定とみられる売りに、一時1151.30ドルまで反落した流れでNYの取引が始まった。


しかし、中国の9月輸入大幅減を受けた世界景気の減速懸念再燃に、欧州株が下げ、米株も下落スタートする状況に、まもなく安全資産としての金の買いに転換。また、ブラード米セントルイス連銀総裁が、「10月の利上げが困難になる可能性がある」との見解を示したと伝えられたこともあり、金の買いがさらに強まったもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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