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【市況】13日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で5日続伸、政策期待が支え


13日の本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.57ポイント(0.17%)高の3293.23ポイントと小幅ながら5日続伸した。上海A株指数は5.74ポイント(0.17%)高の3449.14ポイントで引けた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.98ポイント(0.90%)高の335.83ポイント、深センB株指数が1.35ポイント(0.12%)安の1134.70ポイントで引けた。

朝安の後に強含む流れ。上海総合指数は昨日まで4日続伸し、約2カ月ぶりの高値水準を回復していたため、いったん利益を確定する動きが先行したものの、下値は固く引けにかけてプラスに転じた。政策期待が支え。国営メディアが12日、「中国共産党が10月26~29日に重要会議の第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を開催する」と報じたことなどが期待材料となっている。取引時間中に公表された9月の貿易統計はそれほど材料視されず。輸入は予想以上に悪化したものの、輸出の落ち込みは予想ほどではなかった。

業種別では、ITハイテク関連株の上げが目立つ。工業情報化部が「ビッグデータ産業育成計画」の草案を策定中と伝わった。自動車株や運輸株も急伸。東風汽車(600006/SH)が9.8%上昇した。インフラ関連株や不動産株、消費関連株、発電株などもしっかり。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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