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【市況】中小型しっかりも、決算反応大きく見極めムード【クロージング】


13日の7日経平均は大幅に反落。203.93円安の18234.74(出来高概算21億1000万株)で取引を終えた。原油先物相場の下落影響から利益確定が先行すると、その後も中国市場の弱い動きが重石となっており、結局は本日の安値圏で取引を終えている。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が若干上回る状況であり、値上がり、値下がりが拮抗。規模別指数では大型株指数が大きく下げているほか、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>など指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を押し下げた格好。

日経平均は一先ず5日線レベルでのこう着をみせていた。中小型株がしっかりだったこともあり、物色意欲の強さは窺える。ただし、決算発表で大きく下押す銘柄と急伸する銘柄がハッキリ表れている。短期筋の売買による日中の乱高下ではなく、一方向に大きく振れているため、次第に見極めムードが高まりやすいだろう。

《AK》

 提供:フィスコ

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