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【材料】竹内製作が大幅続落、16年2月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

 竹内製作所<6432>が大幅続落。前週末9日の取引終了後、16年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の750億円から820億円(前期比17.3%増)へ、営業利益を同125億円から145億円(同36.9%増)へ、純利益を同79億円から88億円(同14.4%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売りが優勢となっている。
 上方修正は、米国や欧州での建設機械の販売が期初計画を上回る見通しであることが要因。一方、上期に対して円高を予想し、為替差損を見込んでいるため、純利益の修正幅は営業益に対して縮小しており、これも弱材料視されているようだ。なお、第3四半期以降の想定為替レートは、1ドル=115円、1ポンド=176円、1ユーロ=128円、1人民元=18.3円としている。

竹内製作の株価は9時34分現在2050円(▼232円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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