【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … Fブラザーズ、サムティ、ローツェ (10月9日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月8日から9日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 Fブラザーズ <3454>
15年11月期の連結経常利益を従来予想の21.7億円→25.8億円(前期は21.5億円)に19.2%上方修正し、増益率が0.8%増→20.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.2 京進 <4735>
16年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比41.9%増の2.9億円に拡大し、6-11月期(上期)計画の3.4億円に対する進捗率は86.6%に達し、3年平均の72.4%も上回った。
★No.3 リック <3147>
16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比58.5%増の4億1200万円に拡大し、従来予想の3億2000万円を上回って着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3454> Fブラザーズ 東M +7.25 10/ 9 3Q 23.01
<4735> 京進 東2 +6.84 10/ 9 1Q 41.90
<3147> リック JQ +5.10 10/ 9 上期 58.46
<2927> AFC-HD JQ +4.34 10/ 9 本決算 12.11
<3094> スーパーV JQ +3.77 10/ 9 上期 -3.85
<6323> ローツェ JQ +3.61 10/ 9 上期 388.59
<3189> ANAP JQ +3.33 10/ 9 本決算 黒転
<3168> 黒谷 東2 +3.11 10/ 9 本決算 298.99
<4842> USEN JQ +2.50 10/ 9 本決算 -6.25
<7713> シグマ光機 JQ +2.05 10/ 9 1Q 183.75
<9835> ジュンテン 東2 +1.99 10/ 9 上期 -12.43
<9647> 協和コンサル JQ +1.88 10/ 9 3Q 赤転
<7975> リヒトラブ 東2 +1.62 10/ 9 上期 -90.18
<2668> タビオ 東2 +1.42 10/ 9 上期 -23.60
<9812> テーオー JQ +1.10 10/ 9 1Q 0.82
<3244> サムティ JQ +0.86 10/ 9 3Q 275.53
<7725> インターアク 東2 +0.19 10/ 9 1Q 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース