【特集】今週の決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … キユーピー、イオンモール、ファミリーM (10月2日~8日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 キリン堂HD <3194>
16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比82.8%増の12.3億円に拡大し、通期計画の27.1億円に対する進捗率は5年平均の41.8%を上回る45.5%に達した。
★No.3 井筒屋 <8260>
16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比3.9%増の4.8億円に伸び、従来の35.1%減益予想から一転して増益で着地。
★No.4 フェリシモ <3396>
16年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は4億2100万円の黒字(前年同期は1億5000万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億7200万円に対する進捗率が154.8%とすでに上回り、さらに5年平均の75.2%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8245> 丸栄 東1 +9.52 10/ 6 上期 赤拡
<3194> キリン堂HD 東1 +7.81 10/ 8 上期 82.79
<8260> 井筒屋 東1 +7.69 10/ 5 上期 3.90
<3396> フェリシモ 東1 +7.55 10/ 8 上期 黒転
<8905> イオンモール 東1 +7.27 10/ 7 上期 8.93
<9974> ベルク 東1 +7.26 10/ 5 上期 11.20
<9381> エーアイテイ 東1 +7.24 10/ 6 上期 8.92
<4992> 北興化 東1 +7.09 10/ 5 3Q 55.30
<3148> クリエイトS 東1 +7.07 10/ 5 1Q 74.38
<9972> アルテック 東1 +6.45 10/ 6 3Q 赤転
<2809> キユーピー 東1 +5.53 10/ 5 3Q 13.85
<4343> イオンファン 東1 +5.30 10/ 7 上期 -40.78
<4577> ダイト 東1 +5.17 10/ 8 1Q 40.84
<8016> オンワード 東1 +4.76 10/ 2 上期 -55.11
<8251> パルコ 東1 +4.58 10/ 5 上期 4.31
<8217> オークワ 東1 +4.06 10/ 5 上期 7.94
<8028> ファミリーM 東1 +3.47 10/ 7 上期 30.27
<3222> USMH 東1 +2.46 10/ 7 上期 -
<7463> アドヴァン 東1 +2.17 10/ 6 上期 29.59
<3280> エストラスト 東1 +2.06 10/ 8 上期 81.92
<8168> ケーヨー 東1 +1.96 10/ 6 上期 -47.41
<4745> 東京個別 東1 +1.40 10/ 7 上期 94.05
<6278> ユニオンツル 東1 +0.40 10/ 6 3Q 31.32
<9787> イオンディラ 東1 +0.30 10/ 7 上期 5.36
<9414> BS11 東1 +0.21 10/ 7 本決算 4.60
<7487> 小津産業 東1 +0.09 10/ 6 1Q 5.58
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース