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【市況】豪ドル週間見通し:伸び悩みか、失業率悪化ならば売りが強まる可能性


■上昇、通貨安志向低下でリスク選好の買い強まる

先週の豪ドル・円は上昇。上昇。豪準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利の現状維持を決定した。金利据え置きは予想通りだったが、為替については、さらなる通貨安を求めていないことが再確認されたことが豪ドル買いにつながった。休場明けの上海総合指数が強い動きを見せたことも、豪ドル相場の上昇を促した。取引レンジは84円50銭-88円34銭。

■伸び悩みか、失業率悪化ならば売りが強まる可能性

今週の豪ドル・円は伸び悩みか。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は11月も2.00%で現状維持となる見込みだが、外需低迷で7-9月期の経済成長はやや鈍化する見込み。15日発表の9月失業率が予想を上回った場合、追加利下げ観測が再浮上し、豪ドル売りが強まる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・15日:9月失業率(予想:6.2%、8月:6.2%)

・予想レンジ:86円50銭-89円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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