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【市況】9日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、石油株、金融株が買われる


9日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比103.89ポイント(0.46%)高の22458.80ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が119.38ポイント(1.16%)高の10406.79ポイントと、そろって反発した。売買代金は934億8300万香港ドル(8日は934億5000万香港ドル)。

外部環境の改善で買われる流れ。米低金利政策の長期化観測などで、8日のNYダウが続伸した流れを継いだ。内部的にも、追加金融緩和の観測が広がったことが追い風となっている。ハンセン指数の構成銘柄では、石油株の上げが目立つ。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.6%高、中国石油天然気(857/HK)が2.6%高で引けた。

昨夜の原油相場が一時、約2カ月半ぶりの高値を付けたことが好感された。香港拠点の金融株も急伸。中銀香港(2388/HK)が4.3%高、東亜銀行(23/HK)が2.7%高と買い進まれた。

H株金融セクターも高い。中国人民財産保険(2328/HK)が3.3%、中国人民保険集団(1339/HK)が3.0%、中国民生銀行(1988/HK)が2.9%、中国工商銀行(1398/HK)が2.3%ずつ値を上げた。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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