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【材料】クラリオンが上値慕う、車載カメラがADAS市場で開花本番へ

 クラリオン<6796>は全体軟調相場に抗し、材料株特有の強さを発揮して新値圏で売り物を吸収、なお上値慕いの動きをみせている。日本国内や欧米など先進国で市場が急速に立ち上がっている安全運転支援システム(ADAS)では、駐車する際の“目”となる車載カメラの需要が旺盛だ。同社はアラウンドビューモニター(自動車の4隅にカメラを設置することにより上から見たように画面上で画像を合成する技術)で高実績を持ち、「16年3月期の同商品売上高は290億円と前期比15%の伸びが見込まれている」(国内中堅証券企業調査部)状況にあり、株価の支援材料として意識されている。同商品分野では既に次世代デジタル方式の開発に至っていることで、日立グループが実用化を進める自動駐車システムでも同社は重要な役割を担う可能性が高いとみられている。

クラリオンの株価は14時33分現在414円(△9円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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