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【材料】共栄タンカー急動意、タンカー市況好調で意外高演出へ

 共栄タンカー<9130>が急動意、前日比9.7%高の192円まで買い進まれた。25日移動平均線も大きく上回るとともに、5日・25日移動平均線もゴールデンクロスが目前、底値離脱を鮮明としている。第一中央汽船<9132>が先月29日に経営破綻したことを受けて海運株全般に連想売りが及び、同社株もその影響から同日に162円の年初来安値に叩かれた。しかし、一部市場関係者の間では格好の拾い場と見る向きもあった。原油安を背景に石油タンカー市況はリーマンショック以降では最も活況を呈している状況にあり、「原油輸送運賃の上昇が際立っていることで、ばら積み船市況の低迷は補える」(市場関係者)との見方が投機筋の買いを加速させている。

共栄タンカーの株価は10時32分現在192円(△17円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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