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【通貨】外為サマリー:1ドル120円10銭台へ値戻す、日銀会合の影響は一時的要因に

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=120円03銭前後と前日午後5時時点に比べ13銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=135円16銭前後と同39銭のユーロ高・円安で推移している。
 日銀金融政策決定会合の結果は正午に発表され、結果は現状維持だった。この発表を受け、追加緩和を期待していた向きからの円買い戻しも流入し、一時119円70銭台まで円高が進んだ。ただ、119円台後半では値ごろ感からのドル買い・円売りも流入。午後1時40分過ぎには一時120円10銭台に値を戻した。
 市場には、30日の日銀会合での追加緩和を有力視する見方が多かっただけに、今会合での現状維持は想定の範囲内とみられている。こうしたなか、黒田日銀総裁の現状の経済情勢に対する認識に対する関心は高く、記者会見の内容が注目されている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1260ドル前後と前日に比べ 0.0044ドルのユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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