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2015年10月06日13時25分

【材料】テルモが続伸、大和証券は今週のレポートで「産業化に向け加速化する再生医療ビジネス」を紹介

テルモ 【日足】
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テルモ 【日中足】

 テルモ<4543>が続伸。8月年初来高値からの調整を終え、一時、9月戻り高値に接近する場面もあり中長期上昇基調からもう一段上を狙う格好となってきた。大和証券は今週の投資情報ウィークリーで、「産業化に向け加速化する再生医療ビジネス」への異業種からの参入企業を紹介しており手掛かり材料視されているようだ。
 
 レポートでは、去る9月18日に厚生労働省は医療機器大手の同社やJCRファーマ<4552>が申請していた再生医療品の製造販売を承認した。14年11月に再生医療普及に向けた施行された医薬品医療機器法(改正薬事法)のもとで初の承認事例となり、従来は申請から承認まで3年かかってたが、1年程度で発売できるようになった。既に、政府は戦略特区などでiPS細胞生産の規制緩和を京都の企業に認定するなど、関連産業の発展を促しており、こうした制度などが再生医療への企業参入を後押ししそうだと指摘。

 経済産業省が13年2月にまとめた報告書では、再生医療の世界市場は2012年の約1000億円から2050年には約38兆円に膨らむと予測しているという。iPS細胞を用いない再生医療はすでに一部で実用化されており、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>は患者自身の皮膚細胞や軟骨細胞を培養した皮膚や軟骨を製造している。JCRファーマは骨髄移植時の合併治療製品が製造販売承認を取得した。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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