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【通貨】東京為替:ドル底堅い、日経平均にらみ


6日午前の東京外為市場で、ドル・円は底堅い値動きとなった。日経平均株価が上げ幅を縮小しており、リスク選好にはなっていないもよう。


ドル・円は、前日海外市場でリスク回避の流れとなり、一時120円半ばまで上昇し、東京市場でもほぼこの水準を維持した。米利上げ時期の後退観測を背景に株高が続くとの見方から、ドル・円は目先上昇基調が続くと市場では予想されている。


一方、日銀による10月追加緩和の思惑は後退していないことから、個人や短期筋などによるドルの押し目買いが観測され、底堅い値動きとなった。


ただ、日経平均が高寄りした後、上げ幅を縮小していることから、リスク選好の動きにつながらず、ドルは伸び悩んだ。また、ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小していることから、ドル・円は午後ももみあう展開を予想する。


ここまで、ユーロ・ドルは1.1172ドルから1.1198ドル、ユーロ・円は134円67銭から134円89銭で推移した。

【要人発言】
・OECD
「多国籍企業に納税報告義務化へ」

【経済指標】
・豪・8月貿易収支:-30.95億豪ドル(予想:-24億豪ドル、7月:-27.92億豪ドル←-24.6億豪ドル)

《TY》

 提供:フィスコ

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