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【市況】日経平均は米株高を好感し296円高でスタート、一時367円高まで上げ幅拡大/寄り付き概況


日経平均 : 18302.41 (+296.92)
TOPIX  : 1486.55 (+22.63)

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅に続伸して始まった。5日の米国市場では、先週の雇用統計を受けた年内利上げ観測を引き続き材料されて買いが先行。環太平洋連携協定(TPP)交渉が12カ国で合意に至ったことも好感されており、NYダウは300ドルを超す上昇となった。この流れから、シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の18360円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好から、連日でマドを空けての上昇。上値抵抗として意識されていた25日線を明確に上放れてきた。一時367.23円高の18372.72円をつけている。

 セクターでは33業種全てが上昇しており、水産農林、鉄鋼、機械、精密機器、不動産、海運、電気機器、情報通信、卸売、保険などが強い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1700を超えており、全体の9割近くを占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇。売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンクグ<9984>、メガバンク3行、クルーズ<2138>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>などが強い動き。
《SY》

 提供:フィスコ

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