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【通貨】明日の為替相場見通し=依然方向感に欠ける展開も

 5日夜から6日にかけての外国為替市場のドル円相場は、依然、方向感に欠ける展開となる可能性がある。あすから7日にかけての日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの見方が多く、積極的なポジションは傾けにくい展開が予想される。ドル円相場の想定レンジは119円80~120円70銭。2日に発表された米9月雇用統計は非農業部門が14万2000人増と市場予想(20万1000人増)を下回り、米利上げ観測は後退した。ただ、年内利上げの公算はあり、市場では依然米経済指標の結果を注視している。今晩は米9月ISM非製造業景況指数の発表があり、その結果が関心を集めている。また、日銀による追加緩和はあるとすれば月末との見方が多く、今週は見送りとの見方が多い。ただ、「黒田日銀総裁はサプライズを狙い今週の実施も」との憶測も根強い。あすはオーストラリア準備銀行(RBA)の理事会も予定されている。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年10月05日 18時53分

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