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【市況】5日の株式相場見通し=米株式反発とTPP大筋合意も買い支援材料に

 5日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反発したのに加え、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が大筋合意の見通しとなったことも買い支援材料となりそうだ。
 2日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比200.36ドル高の1万6472.37ドルと大幅反発した。2日発表された米9月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比14万2000人増と、市場予想の20万人程度を大きく下回ったことで景気先行き懸念から一時は売りが先行する展開となった。ただ、その後米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ開始時期が来年にずれ込むとの見方が浮上して買いが優勢となった。
ナスダック総合株価指数は、前日比80.691ポイント高の4707.775と3日続伸した。
 5日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=119円90銭台での推移となっている。
 日程面では、税と社会保障の共通番号(マイナンバー)制度の施行、8月の毎月勤労統計調査、米9月のISM非製造業景況指数に注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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