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【市況】米雇用統計を注視、上振れなら好感


『米株式市場』

 米国株式相場はまちまち。雇用統計の結果を見極めたいとのムードのなか、まちまちの展開だった。ダウ平均は12.69ドル安の16272.01、ナスダックは6.92ポイント高の4627.08。

 市場の関心は雇用統計となるが、中国など海外の景気低迷が警戒されるなか、米国経済の底力を明らかにする見通し。非農業部門就労者数が前月比20万人増、失業率は横ばいの5.1%と予想されている。なお、ゴールドマン・サックスでは、非農業部門就業者数を21.5万人増と予想している。8月の雇用統計は季節要因により下方に偏っていた公算が大きく、上方修正される可能性があるとの見解を示している。また、8月の雇用統計は大幅に上方修正されるとみているようだ。米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げがコンセンサスとなるなか、雇用者数の上振れは素直に好感される可能性がありそうだ。
《TY》

 提供:フィスコ

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