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【市況】東京株式(寄り付き)=米雇用統計を前に買い手控えで反落

 2日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比158円安の1万7564円と反落のスタート。午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=119円80銭を挟んでの小幅な値動き。
きのうまでの2日間で日経平均株価が791円の大幅上昇をみせたことに、週末控えのポジション調整の利益確定の流れも加わって、売りが先行している。また、米9月の雇用統計の発表が目前に迫っていることもあり、様子見気分が強まりそうだ。
 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比12.69ドル安の1万6272.01ドルと3日ぶりに小幅反落した。米9月のISM製造業景況感指数が前月比で50.2と、市場予想平均の50.6を下回ったことなどが嫌気されて売りが優勢となった。NYダウ平均株価は、一時前日比210ドル安まで下落する場面もあったが、引けにかけて買い戻され下げ幅が縮小した。ナスダック総合株価指数は、前日比6.919ポイント高の4627.084と小幅続伸した。
 寄り付き時点の業種別では、鉄鋼、精密機器、その他製造、電機、海運などが売られている。半面、空運、建設、保険、ゴム製品などは買われている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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