【通貨】NY為替:ドル・円は119円92銭、米ISM製造業景況指数が2年ぶり低水準でドル下落
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円49銭まで下落後、119円96銭まで反発し119円92銭で引けた。米国の9月ISM製造業景況指数が予想を下振れほぼ2年ぶりの低水準に落ち込んだこと、週次新規失業保険申請件数が予想を上振れほぼ1ヶ月ぶりの高水準となったことを嫌気して、ドル売りが加速した。その後、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が10月FOMCでの利上げの可能性を示唆したため、ドルは下げ止まった。
ユーロ・ドルは、1.1152ドルから1.1209ドルへ上昇し、1.1192ドルで引けた。ユーロ・円は、133円52銭から134円26銭へ上昇した。米国株式相場の回復に連れてリスク回避の円買いが後退した。
ポンド・ドルは、1.5180ドルから1.5127ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9786フランから0.9724フランまで下落した。
《KK》
提供:フィスコ