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【特集】全国保証 Research Memo(9):16年3月通期は引き続き過去最高業績を見込む


■決算動向

(3) 2016年3月期の業績予想

2016年3月期の業績予想について全国保証<7164>は、営業収益が前期比4.5%増の30,840百万円、営業利益が同1.6%増の22,730百万円、経常利益が同0.4%増の24,200百万円、当期純利益が同5.9%増の16,000百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。

2016年3月期末の提携金融機関数は715機関(前期末比6機関増)、保証債務残高は9兆7,420億円(前期末比6.4%増)を想定している。また、与信関連費用は3,000百万円(前期比26.8%増)と見込んでいる。

弊社では、前期実績や足元の状況等を踏まえ、同社の業績予想達成の可能性は高いとみている。むしろ、与信関連費用の想定はやや保守的な水準とみられ、前期同様、与信関連費用が業績の上振れ要因となる可能性にも注意したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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