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【通貨】東京為替:ドル120円台に上昇、中国の経済指標に反応


1日午前の東京外為市場で、ドル・円は120円台に上昇した。午前中に発表された9月製造業PMIなど中国の経済指標の堅調を受けた値動き。


ドル・円は前日海外市場で120円35銭から119円35銭まで下落し、今日の東京は119円後半で寄り付いた。その後、中国の経済指標(9月製造業PMI、9月非製造業PMI、9月財新製造業PMI改定値、9月財新サービス業PMI)に反応し、日経平均株価が上昇し、ドル・円は119円90銭台から一時120円28銭まで値を上げた。


ランチタイムの日経平均先物や米ダウ先物指数が時間外取引で強含みとなっていることから、ドル・円は目先も買い継続が予想される。前日上値が抑えられた120円30銭付近まで値を戻すことができるか注目する。


なお、朝方発表された日銀短観9月調査(大企業製造業DI)は+12と予想の+13、前回の+15を下回った。これについて、相場への影響は限定的だったが、日銀による追加金融緩和がやや意識された。

【経済指標】
・日銀短観9月調査(大企業製造業DI):+12(予想は+13、前回:+15)
・中・9月製造業PMI:49.8(予想:49.7、8月:49.7)
・中・9月非製造業PMI:53.4(8月:53.4)
・中・9月財新製造業PMI改定値:47.2(予想:47.0、速報値47.0)
・中・9月財新サービス業PMI:50.5(8月:51.5)

《TY》

 提供:フィスコ

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