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【材料】スター精密が反落、16年2月期最終利益下方修正で売り優勢

 スター精密<7718>は反落。同社は30日取引終了後、16年2月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を538億円から555億円(前期比8.9%増)へ、営業利益を61億円から65億円(同18.7%増)へ、最終利益は49億円から47億円(同0.1%増)へ修正した。第2四半期にCNC自動旋盤が米国で医療関連の販売が堅調に推移し、全体収益に寄与したほか、東アジアでも自動車関連の販売が好調で、売上高および本業の儲けを表す営業利益は通期ベースで会社側の従来想定を上回る見通し。ただ、営業外費用で為替差損が発生したことなどから、最終利益予想については減額となり、これを嫌気する売りが優勢となった。足もとの為替の円高傾向や中国などアジア新興国の景気減速懸念も重荷となっているようだ。

スター精密の株価は9時14分現在1571円(▼55円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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