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【市況】NY株式:ダウは235ドル高、9月ADP雇用統計を好感


30日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は235.57ドル高の16284.70、ナスダックは102.84ポイント高の4620.17で取引を終了した。朝方発表された9月ADP雇用統計が堅調となったことが好感されたほか、週初からの大幅下落を受けた値頃感から買いが先行。欧州やアジアの主要株価も全面高となり、終日堅調推移となった。ダウは一時240ドルを超える上昇となった。セクター別では全面高となり、自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。

アパレルのラルフローレン(RL)はCEOの退任及び同業ギャップ(GAP)からの後継者招聘が好感され、大幅上昇。自動車用品小売のアドバンス・オート・パーツ(AAP)はアクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューが同社株式3.7%を取得したことが明らかとなり、堅調推移。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、共同創業者で現在暫定CEOを務めるジャック・ドーシー氏が正式にCEOに就任することが報じられ、買われた。ハードディスクのウエスタン・デジタル(WDC)は、中国の清華大学ビジネス部門が38億ドル相当の同社株式を取得したことを発表し大幅上昇。

本日、米上院で12月11日までの暫定予算案が可決され、政府機関の閉鎖を回避できる可能性が高まった。下院でも可決が見込まれており、30日深夜より前にオバマ大統領が署名すれば成立となる。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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