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【通貨】9月30日のNY為替概況アップデート


30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円30銭まで上昇後、119円55銭へ反落し119円95銭で引けた。

予想を上振れた米国の9月ADP雇用統計や米上院が暫定予算案を可決したため政府機関閉鎖が回避されるとの期待が強まり一時ドル買いが強まった。その後、米国の9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外に活動の縮小を示す50割れに落ち込んだことを嫌気したドル売りが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1211ドルから1.1158ドルへ下落し、1.1165ドルで引けた。ユーロ圏のインフレがマイナスに落ち込んだため欧州中央銀行(ECB)による量的緩和(QE)拡大の思惑に伴うユーロロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は134円79銭から133円60銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.5193ドルから1.5108ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9736フランから0.9775フランまで上昇した。


[経済指標]・米・9月ADP雇用統計:前月比+20万人(予想:+19万人、8月:18.6万人←+19万人)・米・9月シカゴ購買部協会景気指数:48.7(予想:53.0、8月:54.4)

《KY》

 提供:フィスコ

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