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【特集】ソルクシーズ Research Memo(2):主力のソフトウェア開発事業は各専門分野に特化した事業展開


■事業概要

ソルクシーズ<4284>の事業セグメントはソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業に区分されているが、2015年12月期第2四半期累計(2015年1月?6月)における売上高構成比ではソフトウェア開発事業が96.2%を占める主力事業となっている。

ソフトウェア開発事業は、同社のほか子会社8社で構成され、それぞれ専門分野に特化した事業展開を行っている。単独ベースで見た業種別売上高構成比(2014年12月期)では、金融業界向けが63.2%と高いのが特徴で、なかでもクレジット向けが28.4%と高くなっている。また、同社の単独売上のうち直接顧客売上の比率は金融業界向けを中心に27.8%を占めている。また、間接顧客としては富士通<6702>や日立製作所<6501>系の開発会社の比率が高く、それぞれ単独売上の21.3%、20.8%を占めている。

一方、デジタルサイネージ事業は国内と中国の子会社2社で展開している。国内ではアミューズメント施設向けのデジタルサイネージやソーラー発電設備の施設工事事業を中心に展開しており、また中国では病院・スーパー向けに電子棚札事業を展開している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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