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【材料】大光が反落、第1四半期は外商、アミカ事業が好調も材料出尽くし

 中京を地盤とする食品卸の大光<3160>が反落。一時、前日比63円(7.5%)安の780円まで売られる場面があった。29日引け後に、16年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算を発表した。営業利益は前年同期比6.5倍の9600万円、純損益は5900万円の黒字(前年同期は7300万円の赤字)で着地した。ただ、前日まで上昇基調にあったため、決算をきっかけに材料出尽くしとなり、売り優勢となっているようだ。
 外商事業で、新規開拓の強化に加え、既存得意先との取引拡大や前連結会計年度に獲得した新規得意先が寄与し、売り上げが伸長した。業務用食品などの小売事業である「アミカ事業」で、品ぞろえの充実化や営業活動の強化など、来店客数の増加に向けた取り組みを進めたことも奏功した。
《MK》

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